GPU が無いときの Blender クラウドレンダリング

更新 2026-10-02

シーン(.blend・bpy スクリプト・3D ファイル)を JANCTION Render に送ると、データセンターの NVIDIA GPU で Blender 5.0(Cycles)が描きます。インスタンスもドライバも Blender のインストールも要りません。720p の試し描きは数 GPU 秒、24 コマの 720p は 1 分ほど。無料ベータです。

困りごと

単体 GPU の無いノート PC で Cycles を回すと 1 コマ数分、240 コマのアニメーションなら 1 日掛かります。クラウドの GPU インスタンスは、 立ち上げ・ドライバ・Blender のインストール・ファイルの出し入れが要ります。

JANCTION Render のやり方

シーンを送ると結果が返ります。仕事ごとに使い捨てのコンテナを JANCTION の GPU 上に作り、Blender 5.0 と Cycles で描きます。コンテナは外部と通信できず、終わると消えます。

ターンテーブル。orbit=true でカメラがシーンを 1 周します(既定 24 コマ)。試し描きは 4 方向、仕上げは 1 周の MP4。読み込んだモデルを見せるのに向きます。

bpy スクリプトから render_final(orbit=true) で作った 48 コマのターンテーブル(960x540、24 サンプル、studio)。JANCTION Render で GPU 76 秒、2026-10-02。

送れるもの: .blend(外部の画像は一緒に送るか、File → External Data → Pack Resources で詰める)、bpy の Python スクリプト(手元に Blender が無くてもよい。 シーン・カメラ・コマ範囲だけを書く。エンジン・解像度・サンプル数はサービス側が設定)、3D ファイル(glTF/GLB・FBX・USD・OBJ・STL・PLY・Alembic。空のシーンに読み込んで描く)。 カメラや光が無ければ自動で補い、応答の warnings に書きます。environment に studio / sunset / overcast / night を指定すると、同梱の HDRI で照明します。environment="compare" の試し描きは、同じコマを 4 つのプリセットで描いて札付きの 1 枚にします。

同じ Blender のシーン(サルと金属の立方体)を environment=studio / sunset / overcast / night の 4 つのプリセットで描いた比較
同じシーンを 4 つのプリセットで。照明を作り込まなくても、どれかを選べば形になります(JANCTION Render で描画、2026-10-02)。

コマンドラインから

pip install janction-render
export JANCTION_RENDER_SERVER=https://render.janction.jp
janction-render preview my_scene.blend --frames 1-24        # 4 コマを 1 枚に並べる
janction-render render my_scene.blend --frames 1-240 --wait  # output.mp4

AI エージェントから

どこからやること
Claude.ai(Web / アプリ)設定 → コネクタ → カスタムコネクタを追加 → https://render.janction.jp/mcp。「接続」を押すと同意ページで無料の鍵ができます
ChatGPT設定 → コネクタ → 詳細 → 開発者モード → 作成 → https://render.janction.jp/mcp(OAuth)
Claude Codeclaude mcp add --transport http janction-render https://render.janction.jp/mcp(/mcp で認証)
Codexcodex mcp add janction-render --url https://render.janction.jp/mcp
Cursor などの MCP クライアントStreamable HTTP で https://render.janction.jp/mcp。OAuth か Authorization: Bearer <API キー>
ターミナル(stdio、手元のファイルを送る)claude mcp add janction-render -e JANCTION_RENDER_SERVER=https://render.janction.jp -- uvx --from janction-render janction-render-mcp
JANCTION Render で、灰色の床の上で回る赤いキューブを作って 4 コマ試し描きして。
よければ 24 コマを 1280x720 の MP4 で仕上げて。
JANCTION Render の 4 コマ試し描き(回る赤いキューブ)
その文で Claude.ai が受け取った 4 コマ試し描き。GPU 4 秒。続けて頼んだ 24 コマ 720p の MP4 は GPU 58 秒でした(2026-10-01、RTX PRO 6000)。

所要時間

仕事GPU 時間備考
試し描き 4 コマ(720p を 4 分割、16 サンプル、ノイズ除去)約 4 秒往復は 8 秒ほど。画像がそのまま会話に返る
仕上げ 24 コマ 1280x720・64 サンプル → MP4約 60 秒2026-09-30 / 10-01 の実測(59 秒・58 秒)
仕上げ 1 コマ 1920x1080・128 サンプル約 11 秒見積もりの土台にしている値。重いシーンは長くなる

見積もりは render_estimate が描く前に出します。同じシーンを一度描いていれば、その実測を使うので当たりやすくなります。

無料枠

無料ベータ(2026-10-02 時点): 1 つの鍵につき 1 日 10 GPU 分(同じ回線からは 20 分)、仕上げは 1 回 240 コマ・1080p まで。登録は不要で、つなぐと鍵ができます。入力と結果は最後に使ってから 24 時間で消え、学習には使いません。有料化するときは、この サイトと llms.txt で先に告知します。

GPU なしで描くほかの方法との比較

よくある質問

どの Blender の版で描かれますか

Blender 5.0(NVIDIA GPU の Cycles)です。新しい版で保存した .blend は開けないことがあり、bpy スクリプトがいちばん確実です。ワーカーに像があれば blender='5.2' で 5.2 も選べます。

.blend と一緒にテクスチャを送れますか

送れます。Python パッケージは .blend が参照するファイルを自動で集めて送り(blender-asset-tracer)、HTTP API と MCP の道具は assets / asset_urls を受け付けます。.blend に詰める(Pack)方法でも構いません。

1 回の仕事はどこまで大きくできますか

無料ベータでは 1 回 240 コマ・1920x1080 まで、鍵ごとに 1 日 10 GPU 分です。長いアニメーションは分けて送ってください。

関連

案内 · llms.txt

JANCTION Render v0.3.2 · JasmyLab Inc. · English