GPU なしで Blender をレンダリングする方法

更新 2026-10-02

GPU が無くても Blender は描けます。CPU で描く(遅い)、無料のノートブック GPU(手間が多い)、ボランティアの分散ファーム(順番待ち)、商用レンダーファーム(有料)、そして JANCTION Render(.blend・bpy スクリプト・3D ファイルを送るとデータセンターの NVIDIA GPU が描く)。最後のものはベータの間は無料(1 日 10 GPU 分)で、Claude・ChatGPT・Codex・コマンドラインから使えます。

5 つの方法

方法費用速さ手間AI エージェントから使えるか
手元の CPU で描く無料Cycles は 1 コマ数分。Eevee の静止画なら可なし手元に Blender があれば
無料のノートブック GPU(Colab など)上限付きで無料GPU が取れれば速い毎回 Blender を入れ、ファイルを手で動かす不可
SheepIt(ボランティアの分散ファーム)無料。他の人の描画を手伝ってポイントを貯める順番待ち次第サイトから上げるAPI なし
商用レンダーファームGPU 時間かクレジットで有料。お試しクレジットのある所も速い。GPU が多いアドオンか Web から上げるほぼ不可(MCP のある所が 1 つ。比較を参照)
JANCTION Render無料ベータ。1 日 10 GPU 分データセンターの NVIDIA GPU。4 コマ試し描き 4 秒コネクタを足すか pip install可。MCP の道具と HTTP API

JANCTION Render が合うとき

合わないとき

ターンテーブル。orbit=true でカメラがシーンを 1 周します(既定 24 コマ)。試し描きは 4 方向、仕上げは 1 周の MP4。読み込んだモデルを見せるのに向きます。

bpy スクリプトから render_final(orbit=true) で作った 48 コマのターンテーブル(960x540、24 サンプル、studio)。JANCTION Render で GPU 76 秒、2026-10-02。

送れるもの: .blend(外部の画像は一緒に送るか、File → External Data → Pack Resources で詰める)、bpy の Python スクリプト(手元に Blender が無くてもよい。 シーン・カメラ・コマ範囲だけを書く。エンジン・解像度・サンプル数はサービス側が設定)、3D ファイル(glTF/GLB・FBX・USD・OBJ・STL・PLY・Alembic。空のシーンに読み込んで描く)。 カメラや光が無ければ自動で補い、応答の warnings に書きます。environment に studio / sunset / overcast / night を指定すると、同梱の HDRI で照明します。environment="compare" の試し描きは、同じコマを 4 つのプリセットで描いて札付きの 1 枚にします。

同じ Blender のシーン(サルと金属の立方体)を environment=studio / sunset / overcast / night の 4 つのプリセットで描いた比較
同じシーンを 4 つのプリセットで。照明を作り込まなくても、どれかを選べば形になります(JANCTION Render で描画、2026-10-02)。

つなぎ方

どこからやること
Claude.ai(Web / アプリ)設定 → コネクタ → カスタムコネクタを追加 → https://render.janction.jp/mcp。「接続」を押すと同意ページで無料の鍵ができます
ChatGPT設定 → コネクタ → 詳細 → 開発者モード → 作成 → https://render.janction.jp/mcp(OAuth)
Claude Codeclaude mcp add --transport http janction-render https://render.janction.jp/mcp(/mcp で認証)
Codexcodex mcp add janction-render --url https://render.janction.jp/mcp
Cursor などの MCP クライアントStreamable HTTP で https://render.janction.jp/mcp。OAuth か Authorization: Bearer <API キー>
ターミナル(stdio、手元のファイルを送る)claude mcp add janction-render -e JANCTION_RENDER_SERVER=https://render.janction.jp -- uvx --from janction-render janction-render-mcp
JANCTION Render で、灰色の床の上で回る赤いキューブを作って 4 コマ試し描きして。
よければ 24 コマを 1280x720 の MP4 で仕上げて。
JANCTION Render の 4 コマ試し描き(回る赤いキューブ)
その文で Claude.ai が受け取った 4 コマ試し描き。GPU 4 秒。続けて頼んだ 24 コマ 720p の MP4 は GPU 58 秒でした(2026-10-01、RTX PRO 6000)。

所要時間

仕事GPU 時間備考
試し描き 4 コマ(720p を 4 分割、16 サンプル、ノイズ除去)約 4 秒往復は 8 秒ほど。画像がそのまま会話に返る
仕上げ 24 コマ 1280x720・64 サンプル → MP4約 60 秒2026-09-30 / 10-01 の実測(59 秒・58 秒)
仕上げ 1 コマ 1920x1080・128 サンプル約 11 秒見積もりの土台にしている値。重いシーンは長くなる

見積もりは render_estimate が描く前に出します。同じシーンを一度描いていれば、その実測を使うので当たりやすくなります。

無料枠

無料ベータ(2026-10-02 時点): 1 つの鍵につき 1 日 10 GPU 分(同じ回線からは 20 分)、仕上げは 1 回 240 コマ・1080p まで。登録は不要で、つなぐと鍵ができます。入力と結果は最後に使ってから 24 時間で消え、学習には使いません。有料化するときは、この サイトと llms.txt で先に告知します。

よくある質問

NVIDIA GPU の無い Mac で Blender を描けますか

手元では Apple シリコンの Metal で Cycles が動きますが、古い Mac では遅いです。JANCTION Render ならデータセンターの NVIDIA GPU が描き、Mac はシーンを送るだけです。

Eevee は使えますか

使えません。JANCTION Render は Cycles(GPU)で描きます。静止画なら Eevee は手元でも十分速いです。

無料枠で何コマ描けますか

720p・64 サンプルの 24 コマで約 1 GPU 分なので、1 日の枠でそのくらいの短い動画が 8〜10 本、軽いシーンなら 240 コマほどです。

関連

案内 · llms.txt

JANCTION Render v0.3.2 · JasmyLab Inc. · English